2021年10月11月になってガソリン代などがどんどん上がって行っていますね。
これは原油高(原材料費の高騰)に加え、輸入するものが割高になる円安の影響のダブルパンチを喰らっているからです。
ガソリンが1リットル160円超えてきているのでこれではGO to トラベルも行く気が起きないですね!
しかもガソリン代の値下げになるトリガー条項の凍結解除をしないということなので、このままいくとどんどん値上がりするだけ。。。
トリガー条項を凍結解除しない理由は何でしょうか?やっぱりお金ですかね。。。。
ちなみにトリガー条項とは何か?ということもご説明させていただきます。
ガソリン代が高騰!だけどトリガー条項を発動し値下げするのは政府は否定的…
国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによると、10週連続で値上がりしています。
これは2014年8月以来およそ7年3ヵ月ぶりの高値水準が続いているとのことでした。
ガソリン代が高くなると輸送費も高くなり、結果、家計に大ダメージを与えます。
また、地方では車がないと不便な所とか日常的に車を使っている人には、こちらも大ダメージです。
また、ガソリン代が高いのは原油高が影響しているため、船の燃料の重油なども高くなっているので、漁に行くのも高くなる、結果、魚も高くなるとすべてにつながってきます。
ただ、それにもかかわらず、日本政府はガソリン代などを下げるトリガー条項の凍結を実施しようとしていません。
ガソリン価格高騰を受けて揮発油税などを減税する「トリガー条項」の凍結解除を野党が求めていることについて、「現場が混乱する。元売りや卸売りに資金を注入し、価格をコントロールするなどいろいろな方法がある」と述べ、否定的な考えを示した。
引用:https://www.jiji.com/jc/article?k=2021111201018&g=pol
という感じで否定的です。
ちなみに、このトリガー条項とはなんでしょか?
ガソリン代値下げになるトリガー条項とはなに?条件は?
ガソリン代を下げるために注目されているトリガー条項の凍結。
では、このトリガー条項とはなんなのでしょうか?
”トリガー条項”です。
引用:https://news.yahoo.co.jp/byline/andomakoto/20211008-00262102
正式には、租税特別措置法第八十九条『揮発油価格高騰時における揮発油税及び地方揮発油税の税率の特例規定の適用停止』
さらにこのガソリン税には1リットル当り25.1円の暫定税率が上乗せされています。
計算するとガソリン代の40%が税金ということに鳴ります。
ちなみにトリガー条項の凍結をするための条件とかあるのでしょうか?
ガソリン代が安くなるトリガー条項の条件は?
ガソリン代が安くなるトリガー条項の条件はあるのでしょうか?
その条件というのは
「レギュラーガソリン1リッターあたりの価格が3ヶ月連続して160円を超えた場合、翌月からガソリン税の上乗せ分(旧暫定税率)25.1円の課税を停止し、その分だけ価格を下げる」
引用:https://news.yahoo.co.jp/byline/andomakoto/20211008-00262102
ということになります。
また、再度、130円を3か月連続で下回れば、また、1リットル当り25.1円の暫定税率が上乗せされるようになります。
ちなみに2021年11月時点では10月11月とも160円を超えてます。
そのため、2021年12月も160円を超えると、このトリガー条項の条件達成になります。
これだけ見ればやったーと思いますが、どうやらそうはいかないようです。。。
※2021年11月時点
ガソリン代値下げになるトリガー条項を凍結した理由や解除をしない原因は何か調査!
もう少しで3ヶ月連続で160円をガソリン代が上回りそうなので、トリガー条項が発動してガソリン代が下がるかも?と思いましたが、、、、
現状では3ヶ月連続で160円を上回ってもこのトリガー条項は発動しません。
それはトリガー条項の凍結がいま行われているからです。。。
どうしてトリガー条項が凍結されているか?というと、、、
※この凍結がいつ解除されるかは明記されていません。。。
そのため、現状、3ヶ月連続でガソリン代が160円を上回ってもガソリン代は値下がりません。
ちなみに最初の段落でご紹介したように政府はトリガー条項の凍結解除に前向きではありません。
その理由は何でしょうか?
※政府批判をしたいわけではないのでご了承ください。
ガソリン値下げになるトリガー条項の凍結を解除をしない原因はお金か、、、
上記の報道の時に、トリガー条項の凍結解除しない理由をこう述べています。
「ガソリンの買い控えや、その反動による流通の混乱、国・地方の財政への多大な影響などの問題から凍結解除は適当でない」
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/62897300bfc88d502950dd8cb32ccfdd1b010735
値段が下がるのにガソリンの買い控え?と思いましたが、これがトリガー条項が発動して、値段が下がった時の話ではなく、
ガソリン代が130円以下が3か月連続しておこり1リットル当り25.1円の暫定税率が上乗せされるときに起こることを懸念しているということになります。
まだ、起こってもいないことを懸念しているという感じです。。。
ちなみに本音はそこではなく、その後半部分かと思われます。
国・地方の財政への多大な影響などの問題から
というところです。
これは、ガソリン税の中にある地方揮発油税のことを指しています。
この税金は国から地方自治体に配分され、「地方自治体」にとっては貴重に税収になってます。
そこがなくなるのは地方自治体にとっては大きな痛手となります。
そのため、国が下げたくても地方自治体がNOを突き付けている可能性もあるのではないでしょうか?
※これはあくまで推測です。
結局は、お金が絡んでいるので難しいというのがトリガー条項の凍結を解除できない理由ではないでしょうか。
まとめ:ガソリン代値下げになるトリガー条項とは?凍結した理由や解除をしない原因は何か調査!
今回は、2021年11月に議論にあがってきたガソリン代の値下げトリガー条項。
そのトリガー条項とは何か?ということについて調べてみました。
また、2021年11月時点ではトリガー条項は凍結されています。
このままでは3ヶ月連続でガソリン代が160円をうわまっても1リットル当り25.1円の暫定税率がなくなることはありません。
このトリガー条項が凍結された理由は、東日本大震災の復興財源を確保するという名目。
この凍結が解除されない理由は、まぁ、いろいろな利権が絡んでいるからと思われます。。。
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それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。