2021年12月3日の明朝には山梨で震度5弱の地震が起こっています。
最近、そのあたりで地震が多発していますが、これって富士山噴火の前兆だったりするんでしょうか?
Twitterでは富士山爆発か?みたいな話もありますが、現状は大丈夫なようなのでデマだと思います。
また、近年更新された富士山が噴火した際のハザードマップでは東京にも被害が出ていました。
2021年12月3日山梨県で震度5弱の地震!富士山に関係が?
2021年12月3日の明朝に富士山のふもと山梨県で地震がありました。
ちなみに直近2ヶ月のこの近辺での地震の頻度は
となっています。
※直近2ヶ月というのは2021年12月1日を目安として。と考えてください。
そう見るとそこまで地震の頻度は高くないようですね。
ただ、やはり山梨県や静岡県など富士山周りで大きな地震があると考えられるのは富士山の噴火の予兆ではないか?ということです。
実際、2021年12月に起こった地震は富士山の噴火の前兆なのか調べてみました。
2021年12月の地震は富士山噴火の予兆?爆発というのはデマ!
※上記画像は桜島の画像になります。
では、2021年12月に起こっている山梨県の地震は富士山の噴火の予兆なのでしょうか?
その理由は
噴火の前にはさまざまな前兆現象が観測される。
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/aa2d9241dbce31ba7b8eacf93a692929559179b7
まずマグマだまりの上部で「低周波地震」と呼ばれる、ユラユラ揺れる地震が起きる(図のa)。
人体に感じられない小さな地震だが、しばらく休んでいたマグマの活動が始まったときに起きる。
低周波地震は、通常の地震と違ってゆったり揺れる地震のことをいう。
次に、マグマが上昇してくると、通路(火道)の途中でガタガタ揺れるタイプの地震が起きる。
人が感じられるような「有感地震」であり、高周波地震である(図のb)。
地震の起きる深さは、マグマの上昇に伴って次第に浅くなっていくので、マグマがどこまで上がってきたかが分かる。
次に、マグマが上昇してくると、通路(火道)の途中でガタガタ揺れるタイプの地震が起きる。
人が感じられるような「有感地震」であり、高周波地震である(図のb)。
地震の起きる深さは、マグマの上昇に伴って次第に浅くなっていくので、マグマがどこまで上がってきたかが分かる。
第一段落でお見せしたようにちょっきんの地震では低周波地震も高周波地震もそこまで観測されていません。
ちなみにではどうして山梨県で地震が起こったのか?というと、フィリピン海プレート内で発生したものと思われています。
ちなみにTwitterとかで「富士山爆発」とかトレンドになっていますが、
爆発はしていませんし、前兆でもないのでデマになりますかね。
ただ、2021年春に富士山のハザードマップが更新され、富士山が実際に噴火した時は東京にも被害が出るそうです。
2021年12月の地震は富士山噴火の予兆?最新ハザードマップでは東京にも被害が!
こちらが2021年の春に改定された富士山のハザードマップになります。
実際に富士山が噴火した際に火山灰が降ってくる地域となっています。
また、「江戸時代の富士山噴火の際に江戸まで来た」という話もありますので、噴火だ大規模だった場合はこの限りではないかもしれません。
こちらが富士山が噴火した際の溶岩流や噴石・火砕流の影響を受けると予想されている地域になります。
これを見ると東京への被害は火山灰だけですが、自然なので想定外のことが起こるかもしれませんの、実際に富士山が噴火した際には注意にこしたことはありません。
一番いいのは富士山が噴火しないことなんですけどね…
まとめ:2021年12月の地震は富士山噴火の予兆?爆発の前兆というのはデマ!最新ハザードマップでは東京にも被害が!
今回は、2021年12月に山梨県で起こった地震が富士山が噴火する前兆なのかどうか調べてみました。
富士山が噴火した際は火山灰などは東京にも降り注ぐようなので、実際、起らないことが一番ですが、起った際は注意が必要ですね。
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それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。