小麦粉の値上げの2022年の理由は?影響はいつまで続くのか予想!

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最近、たびたび話題になっている「値上げラッシュ」問題。

その中でも、小麦粉の値上げが止まらないことが様々な食材において大きな影響を与えています。

では、小麦粉の値上げの2022年の理由は何なのでしょうか?

また、その影響はいつまで続くのか予想してみました!

目次
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小麦粉の値上げの2021年の理由はなんだったのか?

小麦粉の影響額表
引用:https://www.jiji.com/jc/article?k=2022030900879&g=eco

私たちの生活に大きなダメージを与えている値上げ問題。

2022年3月9日、農林水産省は輸入小麦を1トン当たり72,530円(17.3%)引き上げることを発表しました。

この金額は、2008年10月から2009年3月までに値上げされた76,030円に次ぐ過去2番目の上昇となります。

小麦粉の値上げによって、

  • パン類
  • 麺類
  • 冷凍食品

など様々な食材の価格上昇を招いています。

小麦粉の値上げは以前から引き続いていますが、2021年の値上げの理由は何だったのでしょうか?

調べてみると、小麦粉の値上げの2021年の理由は、新型コロナウイルスによる影響が大きいです。

元々は、新型コロナウイルスの出現によって世界中の生産機関や輸入ルートがダメージを受け、様々なものの値上げに繋がりました。

しかし、2021年は以前に比べるとワクチンの浸透や蔓延防止対策によって終息に向かいつつあります。

シンプルに考えると、コロナが落ち着いてきたのなら値上げが収まるか値下げされるかと思いますよね。

現状はそんなに単純ではないようです…

コロナの感染拡大がいったんは大きく減少したことで、世界的に景気が回復し、生産や物流が追いつかないような状況が生まれました。

特に原油をはじめとするエネルギー価格の高騰が広範な分野に影響を与え、「値上げの連鎖」を生みました。

引用:https://www.all-senmonka.jp/moneyizm/75575/

つまり、景気は回復したが今度は逆に需要に追いつかなくなっているということなのです。

新型コロナウイルスによる影響の値上げの流れとしてはこちら。

STEP
コロナで物流がストップ

生産機関や輸入ルートがダメージを受け、物資が不足します。

STEP
輸入物資の価格が上昇し、値上げ

円安やインフレの影響もあり、輸入品の価格が上昇し値上げに繋がりました。

STEP
コロナが収まり需要が一気にアップ

コロナが終息に向かい、景気が回復したことで物資の需要が一気に高まります。

STEP
生産が追いつかず、値上げ

急速な需要に生産が追いつかず、結果として値上げに繋がっています。

以上のように、2021年の小麦粉の値上げはいずれにせよ新型コロナウイルスによる影響を大きく受けています。

初めはコロナの出現、次はコロナの終息による反動…恐ろしいですね。

この影響はいったいいつまで続くのでしょうか?

このままどんどん値上げが続けば、私たちの生活もさらにダメージを受け不安が消えないですよね。

値上げが影響する期間についても調べていきます!

小麦粉の値上げの2022年の理由は?影響はいつまで続くのか予想!その①

値上げ

新型コロナウイルスによる影響を受け、値上げラッシュが続いた2021年。

では、小麦粉の値上げの2022年の理由としては、どんなものがあげられるのでしょうか?

また、影響はいつまで続くのかについても予想していきます。

2022年の小麦粉の値上げの理由としては、ロシアとウクライナの戦争の影響が大きいです。

ロシアとウクライナの戦争
引用:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220215/k10013484531000.html

2022年2月、ロシアがウクライナに侵攻したことで小麦の先物価格が一時的に上昇

これは、アメリカ・シカゴ商品取引所で2012年以来の高値を記録しました。

小麦の主要輸出国は次の通りです。

輸出国輸出量
ロシア3726万7014t
アメリカ2613万1626t
カナダ2611万509t
フランス1979万2597t
ウクライナ1805万5673t
オーストラリア1040万418t
アルゼンチン1019万6931t
引用:https://www.fao.org/home/en

ロシアとウクライナは、いずれも小麦の生産・輸出主要国。

日本政府の輸入小麦の銘柄には入っていないものの、市場価格には大きな影響が出ています。

戦争が続き、現地の生産機関がダメージを受ければ今よりもっと高値になるかもしれませんよね。

さらに、ロシアの石油が手に入らなくなったことも理由の一つとなっています。

これも戦争の影響によるもの。

ロシアのウクライナ侵攻により原油や天然ガスの先物価格が高騰している。

ロシアの石油・天然ガスの輸出量シェアは高く、資源を輸入に頼る日本への影響は甚大だ。

引用:https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00436/030700001/

輸入への比重が大きい日本にとっては、輸送量のコストも増大しているのです。

ニュースを見ていても遠い世界で起きている出来事のように思えますが、私たちの暮らしにも大きな影響が起こっているのですね。

この戦争が続く限りプラスの方向に向かうことはなく、ダメージは続くと考えられます。

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小麦粉の値上げの2022年の理由は?影響はいつまで続くのか予想!その②

価格上昇

小麦粉の値上げの2022年の理由について、ロシアとウクライナの戦争による影響を受けていることが見えてきました。

それ以外の理由や、影響がいつまで続くのか予想していきます。

2022年の小麦粉の値上げは、円安が加わったことでさらなる高騰に繋がっていると考えられます。

ドル円相場は117円を突破し、断続的に年初来高値を更新している状況。

為替変化図
引用:https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/69269

アフターコロナの現在、日本と欧米各国の経済には違いが大きく見られています。

  • 欧米…昨春から行動制限を完全に解除し、コロナで受けた影響を取り戻すために経済の活性化を図っている。
  • 日本…蔓延防止等重点措置による飲食店などの時短営業や行動規制を行っている。

やはり政府の対策や国民性により、コロナに対する向き合い方に違いが出ていますね。

この違いが、成長率格差や金融政策格差に繋がり、通貨の強弱にまで影響が出ているということです。

円安の背景にまでコロナの存在があったのですね。

そして、円安によって輸入品の価格が上昇し、結果的に日本経済がまた苦しくなる…という悪循環に。

そのため、ロシアとウクライナの戦争が終わったとしても原材料の高騰はすぐに収まることはなく、今後も続いていく可能性が高いです。

インフレはさらに加速しそうなので、しばらくは続くのではないでしょうか?

不安も大きくなりますが、輸入品を避けて国内産のものを選ぶなどの節約対策が必要になりそうですね。

まとめ:小麦粉の値上げの2022年の理由は?影響はいつまで続くのか予想!

小麦粉の値上げの2022年の理由や、影響はいつまで続くのかについてまとめました。

2022年の小麦粉の値上げの理由としては、

  • ロシアとウクライナの戦争によって輸入品の価格が上昇している。
  • 円安、インフレの影響で高騰が続いている。

などが考えられます。

インフレは加速する一方なので、戦争が終わってもしばらくは続く可能性が高いです。

今後の情報にも注目したいと思います。

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それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

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