羽生結弦は北京五輪に出場できるの?怪我で選考会に出れなくてもオリンピック参加は可能?

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羽生結弦の画像
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2021年11月に右足関節靭帯損傷の怪我を負ったことが報道されている、フィギュアスケートの羽生結弦選手

2022年2月に迫っている北京五輪には出場できるのか気になりますよね。

怪我で選考会に出れなくてもオリンピックに参加することは可能なのでしょうか?

北京オリンピックに出るための条件について調べてみました!

目次
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羽生結弦が右足関節靭帯損傷でグランプリ(GP)シリーズ最終を欠場

羽生結弦の顔画像
引用元:https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/figure-skating/3803450/

フィギュアスケートの羽生結弦選手。

これまで五輪、世界選手権、四大陸選手権、グランプリファイナルなど数々の大会で輝かしい成績を収めてきました。

迫る2022年2月の北京オリンピックでもその活躍が期待されていましたが…

2021年11月の練習中に、右足関節靭帯損傷の怪我を負ったことが報道されたのです。

羽生結弦選手本人からは、

たった一度の転倒で、ケガをしてしまい、とても悔しく思っています。

今は少しでも早く氷上に立つことを目指し、痛みをコントロールしながら氷上でのリハビリをして競技レベルに戻るまでの期間をなるべく短くできるように、努力していきます。

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c21e45cd92c2506c11b4204f91aedc8f0fce370b

というコメントがありました。

この怪我により、11月12~14日に出場予定だったグランプリ(GP)シリーズ最終を欠場

これはファンの間でも衝撃が走りました。

羽生結弦選手が出場するということで争奪戦だったチケットも、欠場発表の後はリセールに回す人が多数。

これで3度目の怪我による欠場であるために「オリンピックに集中するための戦略では?」という憶測まで飛び交うほどでした。

北京五輪まで100日を切ったタイミングでの怪我に、絶望するファンや関係者。

しかし、羽生結弦選手が午後10時から午前2時までスケートリンクで練習していたことが報道されました。

氷上でのリハビリが4時間にも及ぶものだったことから、羽生結弦選手は今シーズンを諦めていない証拠とも言えますよね。

羽生結弦選手の今の目標は、まだ誰も成功させたことのないクワッドアクセル(4回転半)

本人コメントでも、

早く4回転半の練習をして、誰よりも早く公式できれいに決める人間になりたい。跳べないと一生満足できない。最終目標はオリンピックの金メダルではなく、あくまで4回転半。

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c21e45cd92c2506c11b4204f91aedc8f0fce370b

と話していました。

今回の怪我は、その4回転半の練習中だった可能性が高いですよね。

羽生結弦選手は過去にも2度、足首の怪我により欠場することとなった経験があります。

  • 1度目→2017年NHK杯の公式練習中に転倒して負傷
  • 2度目→2018年GPファイナル直前フリー当日の公開練習で転倒して負傷

どちらも、その後の試合は欠場し、3~4ヵ月後の五輪や世界選手権でぶっつけ本番で偉業を成し遂げています。

整形外科の医師によると、

治癒したとしても、ケガをした組織は元のような柔軟性のある靱帯ではありません。

そのため断裂しやすい、ケガを再発しやすい状態になっている

特に羽生選手のような世界のトップレベルの選手の場合、足首の関節には極めて強い負担がかかっているのでなおさらです。

引用元:https://www.news-postseven.com/archives/20211112_1706275.html/2

とのこと。

一度損傷すると再発しやすく、少しの衝撃でも大きな怪我に繋がってしまうのですね。

クワッドアクセルという前人未到の大技に挑戦している羽生結弦選手、練習中の足首への負担は計り知れません。

グランプリ(GP)シリーズ最終を欠場することを余儀なくされた羽生結弦選手ですが、北京五輪には出場できるのでしょうか?

次項でオリンピックに出るための条件について見ていきましょう!

羽生結弦は北京五輪に出場できるの?北京オリンピックに出るための条件は?

羽生結弦の画像
引用元:https://kahoku.news/articles/20211110khn000031.html

右足関節靭帯損傷の怪我を負った羽生結弦選手ですが、北京五輪には出場できるのでしょうか?

北京オリンピックに出るための条件について調べてみました!

日本スケート連盟が公開した、2022年北京五輪の日本代表選考基準を見てみると…

フィギュアスケートの男子シングルは、最大3枠が用意されています。

その3枠の基準として示されているのがこちら。

  1. 全日本選手権大会優勝者
  2. 以下のいずれかを満たす者から総合的に判断して1名選考
    • 全日本選手権大会2位、3位の選手
    • 国際スケート連盟(ISU)グランプリファイナル出場者上位2名
    • 全日本選手権大会終了時点でのISUシーズンベストスコア上位3名
  3. 以下のいずれかを満たす者から総合的に判断して3名に達するまで選考
    • ②に該当し、選考から漏れた選手
    • 全日本選手権大会終了時点でのISUワールドスタンディング上位3名
    • 全日本選手権大会終了時点でのISUシーズンワールドランキング上位3名
    • 全日本選手権までに強化部が派遣した国際競技会、および強化部が指定した国内競技会におけるシーズンベストテクニカルスコア上位2名

1人目は、2021年12月22~26日に開催される全日本選手権で優勝した選手が最優先で選ばれます。

羽生結弦選手が選考会に出れるならば、間違いなく優勝を狙うでしょう。

もし全日本選手権に出場できなかった場合は、これまでの順位やスコアが下がってしまう可能性もあります。

そうなると、2人目や3人目としての枠に入ることも難しくなるのでしょうか?

しかし、日本スケート連盟の竹内洋輔フィギュア強化部長は「選考の土台からは落ちません」と明言。

それは、フィギュアスケートの選考基準には”特例条件“があるからだそうです。

その “特例条件”とは、

最終選考会である全日本選手権大会への参加は必須である。

ただし、過去に世界選手権大会3位以内に入賞した実績のある選手が、けが等のやむを得ない理由で全日本選手権大会へ参加できなかった場合、不参加の理由となったけが等の事情の発生前における同選手の成績を上記選考基準に照らして評価し、大会時の状態を見通しつつ、選考することがある。

引用元:https://www.nikkansports.com/sports/news/202107140000579.html

というものです。

つまり、今回の羽生結弦選手の怪我のようにやむを得ない事情がある場合は、過去の実績を含めて評価してくれる救済措置

もし選考会に出れないのであれば、その特例条件を満たすしかありませんね。

以上が北京オリンピックに出るための条件となります。

これらの条件の中で、羽生結弦選手はオリンピックに出れるのでしょうか?

次項で羽生結弦選手の北京オリンピックに参加可能かどうか考察していきます!

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羽生結弦は怪我で選考会に出れなくてもオリンピック参加は可能?

羽生結弦の画像
引用元:https://the-ans.jp/news/yuzuru-hanyu/201154/

北京オリンピックの通常条件や特例条件について前項でお伝えしました。

その条件を踏まえて、羽生結弦選手は怪我で選考会に出れなくてもオリンピックに参加することが可能なのかどうか、考察していきたいと思います。

まず、羽生結弦選手が全日本選手権に出れなくても選考対象に入っているのは、過去の成績があるためです。

羽生結弦選手の現在の世界ランキングは3位。

特例条件では、「世界選手権3位以内」など実績を持つ選手が負傷等でやむなく参加できない場合の救済措置があります。

この 「世界選手権3位以内」 とは、直近の成績ではなくキャリアを通して」判断されるもの

羽生結弦選手は、直近だとしても今年3月の世界選手権で3位に入っています。

そして通算でも、2014年と2017年に2度の優勝

2位が3回、3位が2回と計7回も表彰台に立っているのです。

これは「過去の成績」として評価されるには十分すぎる偉業ですよね。

2020年にも、羽生結弦選手は全日本選手権をインフルエンザで欠場しています。

それにも関わらず、世界選手権の代表に選ばれたのも特例によるもの

また、2014年ソチ五輪の代表選考では、2013年の全日本選手権1位の羽生結弦選手と2位の町田樹選手の出場権獲得が決まりました。

残る1枠は、全日本選手権で3位になった小塚崇彦選手や、4位ながらGPファイナル3位に入っていた織田信成選手が有力候補でしたが…

なんと、全日本選手権5位だった髙橋大輔選手が選ばれたのです。

ワールドスタンディングとシーズンベストスコアが、羽生結弦選手に次ぐ2位だったことを評価されての選出でした。

このような背景からも、全日本選手権での成績が全てではないことがわかりますよね。

今回の北京オリンピックで考えてみると、日本人男子で唯一グランプリ(GP)ファイナルに出場した宇野昌磨選手は、全日本選手権の順位に関係なく選考対象になります。

また、現時点での日本人選手のワールドスタンディングは、1位が羽生結弦選手、2位が宇野昌磨選手、18位の田中刑事選手が3番手です。

ワールドランキングやシーズンベストスコアも上位3人の顔ぶれは同じ。

羽生結弦選手は、昨シーズンの世界選手権で優勝しているため、全日本選手権に出場しなくても選考対象になる”特例条件”を満たしていることになります。

さらに、ランキングやスコアの上位3人という条件にも当てはまることから、五輪代表に選ばれることは確実という声も。

つまり、羽生結弦選手は怪我で選考会に出れなくても、オリンピックに参加できる可能性は高いと考えられます!

あくまで考察なので、はっきりしたことはわかりませんが、これまでの成績を考えたら十分に期待できますよね。

現在リハビリに全力を注いでいる羽生結弦選手、全日本選手権で復帰することも考えられます。

仮に出場できなかったとしても、五輪代表のチャンスは逃していません。

世界中の注目が集まる羽生結弦選手の今後の動きが気になりますね!

まとめ:羽生結弦は北京五輪に出場できるの?怪我で選考会に出れなくてもオリンピック参加は可能?

羽生結弦選手が怪我で選考会に出れなくても、北京五輪に出場できるのかどうかをオリンピック参加条件と照らし合わせて考察しました。

北京オリンピックの代表は、全日本選手大会の優勝者が優先的に選ばれます。

しかし、過去の成績を考慮した条件や、怪我などやむを得ない事情による特例条件も存在する日本フィギュアスケート連盟。

これまで数々の偉業を成し遂げ、世界ランキング3位の羽生結弦選手は、十分に条件を満たしています。

あくまで考察ですが、オリンピックに参加できる可能性は高いと考えられます!

まずは早く怪我を直し、万全の状態で氷上でパフォーマンスができるようになってほしいですね。

今後も羽生結弦選手の活躍を応援していきたいと思います。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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