日本の民間人としては初めての、宇宙旅行をしていることで話題の前澤友作さん。
宇宙からのツイートやお金配りなどにも注目が集まっています。
そんな前澤友作さんですが、宇宙から地球に帰還する方法が気になりますよね。
また、地球のどこに帰ってくるのかも調査してみました!
前澤友作が宇宙に12日間滞在!帰ってくる日は?
2021年12月8日に宇宙に飛び立った前澤友作さん。
滞在期間や、帰ってくる日が気になりますよね。
調べてみると…
12/8〜20まで宇宙旅行してきます。
— 前澤友作┃いま宇宙にいるよ (@yousuck2020) September 23, 2021
滞在先は国際宇宙ステーション(ISS)です。#前澤宇宙旅行 で旅日記ツイートします。
年末や年越しは地球にいるようです。
12日間も滞在するとなると、いろいろなことができそうですよね。
前澤友作さんは宇宙に行く前に、SNSで「宇宙でやってほしいこと」を募集。
その中から100個を選んで実行する予定だそうです!
100個はなかなか多いですよね。
こちらが前澤友作さんが「宇宙でやる100のこと」の一部です。
- 無重力トイレに挑戦
- 尿を飲料水にリサイクルする装置で作った水を飲んでみる
- TikTokダンスを踊ってみる
- うちわだけで空中移動
- 縄跳び10重飛び
- 魔法のじゅうたんに乗ってみる
- 寝起きドッキリ
どれも楽しそうですね!
宇宙に行くことは、前澤友作さんの子供の頃からの夢だったそう。
宇宙に飛び立つ前の記者会見では、
「ワクワクとドキドキしかない。遠足を控えた小学生になった気持ち」と笑顔。「僕のような一般の人間でも宇宙に行けると夢や希望を見てもらえると思う」と語った。
「宇宙がこういう所だと発信することで、日本人も宇宙を好きになってほしい」と語り、宇宙観光が普及する未来に思いをはせた。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b1fd1ee221338e9481bc19f1d887e81332846df3
と心境を語っていました。
楽しそうで面白そうなポジティブな面が注目されていますが、実現に至るまでは簡単ではありません。
今回の挑戦は、米宇宙旅行会社「スペースアドベンチャーズ」とロシア連邦宇宙局のサポートで実現。
かかった費用は、前澤友作さんと平野陽三さんの二人分で約100億円!
とんでもない額です…
さらに、「無重力飛行」「回転イス」などの過酷なトレーニングを約100日間行っています。
前澤友作さんの挑戦は今回限りなわけではなく、2023年には同乗者8人を募集して民間人初の月旅行を計画しているそうです。
今回宇宙に行った目的は、計画している月旅行のリーダーを担うための経験を積むことだとか。
前澤友作さんの挑戦はまだまだ続きそうですね!
前澤友作が宇宙から地球に帰還する方法は?ソユーズ宇宙船の帰還モジュール(カプセル)
12日間の宇宙旅行を楽しんでいる前澤友作さん。
12月20日に、宇宙から地球に帰還する方法は何なのでしょうか?
前澤友作さんが宇宙に渡航された際にも、ソユーズ宇宙船が使われました。
「帰還モジュール」とは、カプセル状で帰還時に搭乗する部分。
ソユーズ宇宙船は3つのモジュールに分かれていて、
- 軌道モジュール:ISSに結合する部分
- 帰還モジュール:帰還時に搭乗し、地球に帰ってくる部分
- 機器/推進モジュール:通信機器やエンジンを搭載する部分
があります。
渡航時や宇宙滞在中は、この3つが結合されています。
そして、帰還時に大気圏の手前で切り離し、真ん中の帰還モジュール(カプセル)だけが地上に戻ってくる仕組みです。
ソユーズ宇宙船の帰還モジュールのカプセル内部の様子がこちら。
帰還モジュールの大きさは、縦2.1mで横2.2m。
大人3人が入るにはなかなかの狭さに感じますよね。
しかし、宇宙は無重力空間で上下が関係ないため、スペースを有効活用できるとのこと。
安全に、最短で帰ってこれるように考えられて設計されているのでしょうね。
帰還モジュールは、パラシュートを開いて降下速度を下げます。
地表から80cm地点でロケットを噴射させて、エアクッション効果により衝撃を緩和させて着地。
さらに、
- 頭部固定
- 衝撃吸収用ダンパー
- 石こうで型取りした個人用シート
などで着陸時の衝撃に備えた安全対策が徹底されています。
リスクは0ではありませんが、十分に対策やシミュレーションされているのは安心ですね!
前澤友作が宇宙から地球のどこに帰ってくるのか調査!
前澤友作さんは、12月20日にソユーズ宇宙船の帰還モジュール(カプセル)で地球に戻る予定です。
では、宇宙から地球のどこに帰ってくるのでしょうか?
考えられる可能性のある場所を調査しました!
宇宙に飛び立った際にも、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から、ソユーズロケットにより打ち上げられました。
JAXAの情報によると、
ソユーズ宇宙船が打ち上げられてからISSにドッキングするまでは2日間、もしくは最短でも6時間かかりますが、地上への帰還は3時間半にも満たない時間で帰還し、カザフスタン共和国に着陸します。
引用元:https://humans-in-space.jaxa.jp/iss/launch/soyuz/soyuz/
と記載されています。
そのため、今回もカザフスタン共和国から打ち上げられたので、またカザフスタン共和国に帰ってくるのではないでしょうか。
正確な場所まではわかりませんが、おそらくバイコヌール宇宙基地の近くなのではと考えられます。
バイコヌール宇宙基地とは、カザフスタン共和国のチュラタムにあるロシアのロケット発射場です。
ロシア連邦の宇宙局が管理していて、正確な場所を隠すために「チュラタム」ではなく「バイコヌール宇宙基地」と名付けたそう。
建設開始時にも、作業員には「スポーツ競技用のスタジアムの建設」と伝え、秘密にされたまま建設が進められました。
それほど、宇宙開発事業の内部は秘められているのですね。
そう考えると、やはり民間人が旅行で宇宙に行けるようになったのは、歴史上に残る大きな分岐点になったことでしょう。
まとめ:前澤友作が宇宙から地球に帰還する方法は?どこに帰ってくるのか調査!
前澤友作さんが宇宙から地球に帰還する方法や、どこに帰ってくるのかを調査しました。
- 地球に帰還する方法は、ソユーズ宇宙船の帰還モジュール(カプセル)で帰還する。
- 帰還モジュールに備えられているパラシュートや衝撃吸収ロケットを使用して着地する。
- 帰ってくる場所は、バイコヌール宇宙基地のあるカザフスタン共和国の可能性が高い。
ということがわかりました。
民間人初の宇宙旅行で話題の前澤友作さん。
宇宙からのツイートやお金配り、募集した100個の課題などを楽しんでいることでしょう。
ぜひ、無事に帰還してくれることを祈ります。
前澤友作が地球に帰る際に使うソユーズ宇宙船の帰還モジュール(カプセル)は事故を起こしたことはない?失敗の確率は? (mirumiru-honpo.com)
前澤友作と宇宙旅行に行ったメンバーは2人!平野陽三と小木曽詢は誰?プロフィールや顔画像 (mirumiru-honpo.com)
前澤友作が乗ったISS(国際宇宙ステーション)は日本の地上から肉眼で見えるの?いつ頃見ることができる? (mirumiru-honpo.com)
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。